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時事問題 : 最近の警察の拳銃使用と死亡者発生について思うこと
投稿者 : admin 投稿日時: 2005-10-23 (1024 ヒット)
 今年くらいから、警察官の拳銃使用の許可条件が緩くなりました。人も数人亡くなったはずです。
 警察官は、基本的に威嚇発砲をしているのですが、結果的に死亡事故につながってしまっています。死亡記事とともに、警察広報のコメントもでますが、「適正使用であった」とのコメントだけの記事が多いように見受けます。
 拳銃はなかなか扱いづらいものです。実弾が発射される際に、同じ大きさの力が反対方向にかかるため(物理でいう作用反作用)銃身がぶれてしまうので、ある程度、その口径の拳銃の扱いに慣れなければ使えない、簡単に言えば、発射の際の衝撃をうまく扱えなければ、急所をはずそうと思って撃つと、かえって急所に命中してしまうようなところがあります。命中をねらわないから、簡単な訓練で拳銃を使用していいわけではないのです。
 動いている対象に対して実践的に命中をさせず間違いなく外すには、しかも第三者を巻き込まないようにするには、それなりの技術と訓練が必要です。
 凶悪犯罪が増加し、拳銃が必要な犯罪もあるのはわかりますが、亡くなった数人の方々は、殺人を犯したわけでも、殺人未遂でもなかったはずです。
 武道も重要ですが、拳銃使用を認める以上、射撃の練習も同程度にきちんとやって欲しいというのが、一市民の願いです。

 今日は、踊る大捜査線レンイボーブリッジ・・・のテレビ放映日でした。もちろん、映画と実際とは異なり、全くのフィクションなのですが、組織について考えさせられるという意味で、他の刑事ものより私にとっては幾分リアリティがあり、いつも、いろいろ考えさせられます。

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