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時事問題 : いじめに対する危機管理マニュアル
投稿者 : admin 投稿日時: 2006-11-01 (1403 ヒット)
 最近、また自殺記事が、新聞で大きく取り上げられています。

 起きた事件に対する反省点はいろいろあると思います。精神的に追いつめられた当人へのケア不足、そもそも当人を追いつめた状況を作り出したという問題。

 老若男女問わず、人と人が接触する社会では人間関係のトラブルが絶えません。いじめ防止マニュアルの他、「いじめ(災難)に遭った時にどう対応するか」、企業でいうところの危機管理マニュアルも必要ですね。

 精神的なタフさはどの時代でも要求されます。

 人はある程度の試練に揉まれてこそ、精神的に強くなっていき、また、自ら解決策を身につけます。子どもの頃に、トラブルなくいわば温室育ちのまま社会にでて、会社での人間関係のトラブル(ある程度の足の引っ張り合いはどの会社にもあるわけです。また、外資系など足の引っ張り合いがないかわりに、理由を告げずに解雇などということもあります。)に対応できず、自分を責め、精神的に参ってしまうのもどうかと思います。
 もちろん、災難は、招かずにやってくるものですから、精神的に参った人が悪いわけではありません。
 ただ、誰しも自然に持っている、持つべき、その人なりの「危機管理マニュアル」もどこかで身につけなければなりません。
語学習得能力などからすると、人の学習能力は20代までがピークですから、可塑性(自分から変わっていこうする能力、意欲)がある10代で、この術を身につけることは、その人のその後の人生の中で、重要なのではないかと思います。

 何事もないハッピーなだけの人生が、すべての人に与えられるわけではありません。
 

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